株式会社溝呂木構造設計室

houses住宅の耐震診断・補強の勧め

耐震診断の必要性

近年、大きい地震(震度6強〜7)が頻繁に発生しています。その際に建物が倒壊する可能性・しない可能性の有無を判定します。診断結果により大地震後の住宅に生活が継続出来るかどうかの判定は重要なことだと思います。
特に昭和56年(1981年)以前に建てられた旧耐震基準の建物は一般に耐震能力が低いので、診断を特にお勧め致します。また、それ以降2000年5月以前(現在の基準前)の建物においても、診断をお勧め致します。
当社では診断実績も多数手がけておりますので、お客様のご要望に対応出来ます。

木造住宅の耐震診断方法

簡易診断(我が家の耐震診断)

(一財)日本建築防災協会のホームページに掲載されております簡易なソフト(無料)を使用して、専門家でなくても簡易に診断出来ます。
http://www.kenchiku-bosai.or.jp/seismic-2/

一般診断法

一般診断法は、特別な破壊検査を行わず壁や柱梁などの平均的な強度から診断を行う方法です。必要に応じて筋違いセンサーなどにより筋違い位置を確認します。後述の精密診断法と比較して精度では一歩譲るものの、評価は低め(安全側)となりますが、一定の精度で確認できる診断方法です。最も一般的な診断方法で現在市町村の補助金で行われている耐震診断もこの診断方法です。

精密診断法

精密診断法は詳細に調査を行うため、建物の一部を解体して詳細を確認して診断します。計算方法も多様で、伝統的木造住宅等の診断にはこの精密診断法が用いられています。

耐震補強の必要性

上記耐震診断により、大地震時に倒壊の可能性が大きいと診断された場合は災害時に同じ場所で生活が継続できるように、耐震補強または改築をお勧め致します。
近年は耐震補強用の金物・部材・補強方法も多種あり、比較的補強しやすい状況であると思います。
当社では、建物に応じた診断方法により耐震診断・耐震補強が可能です。

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